横浜で「ハマフェスY164」開幕 28日まで多彩なイベント

象の鼻パークに設置されたコースで技を繰り出すスケートボーダー=横浜市中区

 横浜開港164周年を祝うイベント「ハマフェス Y164」が27日、横浜市内中心部で開かれた。音楽やスポーツ関連の多彩なイベントが行われ、観光客や市民でにぎわった。28日まで。

 ハマフェスは、開港150周年に催された「開港博Y150」が前身。馬車道、関内、山下公園通り、横浜中華街、元町・山手の商店街組織などで構成する実行委員会が主催している。

 象の鼻パーク(中区)では、ストリート競技の本格的なコースが設置され、日本屈指のスケートボーダー15人が登場。コースを囲む観覧客は技が決まる度に歓声を上げ、会場を盛り上げた。

 家族で訪れた小学6年の杉山聡一朗君(11)は、開港の歴史的なスポットを巡るデジタルスタンプラリーに挑戦。「スタンプを集め、達成していくのがおもしろかった」と笑顔で話した。母の千明さん(39)も「コロナが落ち着き、久しぶりの大規模なイベント。楽しく回れた」と振り返った。

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