京都府亀岡市の花ツツジを集めた展示会が、同市余部町のガレリアかめおかで開かれている。愛好家が丹精込めて育てた鉢の数々が、華やかさを競っている。
市民でつくる市花愛好会と市都市緑花協会が開いている。58回目の今回は、96鉢が出展された。
4年前に配布した苗を育てた「競技花」から、長い年月をかけた貫禄ある一鉢まで、趣はさまざま。来場者は離れて眺めたり、花に顔を寄せてのぞき込んだりして楽しんでいた。
小林富夫副会長(73)は「世話を焼けば焼くほど、よりよい良い花や樹形を作ることができるのがツツジの魅力。それぞれの雰囲気を楽しんでほしい」と話した。
29日まで。午前9時~午後5時(最終日は正午)まで。無料。