バイエルン、劇的優勝もカーンとサリハミジッチを解任…一緒に祝うのを許されなかったカーンは「人生最悪の日」

27日にドイツ各地でブンデスリーガ最終節が行われた。

首位ドルトムントは勝てば優勝だったマインツ戦に2-2の引き分け。一方、2位バイエルン・ミュンヘンはケルンに1-2で勝利。

勝者の勝点は71で並んだが、得失点差でバイエルンが奇跡的な逆転優勝を果たし、11連覇を決めた。

ただ、バイエルンはCEOだったオリヴァー・カーンとスポーツディレクターのハサン・サリハミジッチを解任。

サリハミジッチは優勝の瞬間に立ち会えたが、カーンはその場にいることも許されなかった。

カーンは「アンビリーバボー!おめでとう、みんな!私はいつも言ってきたね!いつも最後まで全力を尽くし、決してあきらめないことを。君たちとこの偉業をとても誇りに思う!一緒にお祝いしたいところだが、残念ながら一緒にいることはできない。クラブから禁止されていたからね」とツイート。

『Bild』によれば、カーンは「クラブからケルン戦への遠征帯同も優勝セレブレーションへの参加も禁じられた」、「選手たちと一緒に祝う機会を奪われたのは人生で最悪の日」と話していたそう。

トーマス・トゥヘル監督も「金曜に知らされた。自分をここに連れてきたくれたのはあの2人だ。なので、私は起きたことを処理しなければいけない」とコメント。

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一方、バイエルンの会長は「カーンとの決別は簡単なことではなかった。ただ、全体的な展開から我々は新たなトップ人事を行うという決断に至った」と説明している。

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