
来シーズン、プレミアリーグに昇格する最後のチームが決まった。2部3位だったルートンが3位~6位の昇格プレーオフを勝ち抜き、初のプレミア昇格を決めたのだ。
コヴェントリーとのプレーオフ決勝はPK戦にもつれ込む激闘となったが、前半12分にアクシデントが発生。
キャプテンのDFトム・ロックヤーがピッチ上に倒れ、緊急搬送されることになったのだ。

病室からチームの昇格を見守った28歳のロックヤーはこのようなメッセージを綴っている。
「最後のホイッスルが鳴った時にここにいるとは思ってなかったね!
迅速かつ完璧な対応をしてくれたルートンとウェンブリーの素晴らしい物理療法家とドクターに心からの感謝を述べたい。
僕よりもみんなにとって恐ろしい瞬間だったはず!
素晴らしい対戦相手だったコヴェントリーには同情を寄せるよ。
自分は予防措置として入院しており、朝にさらなる検査を受けるために一夜を過ごす予定だ。
ピッチ上で全力を尽くしたみんなのおかげでとてもいい気分さ!
このチームの一員でいれてとても光栄だよ…premier league baby」
この試合でゴールを決めたDFジョーダン・クラークは試合後に「監督から彼(ロックヤー)のためにやらなければいけないと言われたんだ」とコメント。
ロブ・エドワーズ監督は「ロックヤーのことしか考えれなかった。お祝いするのは少し違うと感じた。感情的になってしまった。今年のチームで最高の選手だった彼のことを思っている」と述べていた。
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なお、ルートンは5部から1部に返り咲いた初のクラブになったほか、 29歳のMFペリー・ルドックは史上初となる同クラブで5部からプレミアリーグまでの昇格を経験した選手になっている。