大相撲夏場所14日目(27日・両国国技館)盛岡市出身で西前頭4枚目の錦木(伊勢ノ海部屋、盛岡・米内中)は東筆頭の阿炎を押し倒して7連勝。8勝6敗として2場所ぶりの勝ち越しを決めた。千秋楽は東9枚目の阿武咲と対戦する。
勢いに乗る錦木が実力者の阿炎を押し倒しで下し、2場所ぶりの勝ち越しを決めた。幕内では自己最長となる7連勝と絶好調。「最初からしたかったですね」とおどけて見せた。
両者とも勝ち越しが懸かった一番。錦木は阿炎のもろ手突きをあてがってこらえた。下半身が安定しているので慌てることはない。タイミングの良い左からのいなしで勝負あり。横向きになった相手が立て直そうとするところを、素早く足を運んで難なく押し倒した。