V長崎 磐田に2-1 主将米田の2発で5試合ぶり白星

【V長崎―磐田】後半ロスタイム、V長崎の米田(右から2人目)が決勝弾を決めて走り出す=トランスコスモススタジアム長崎

 明治安田J2第18節第1日(27日・トランスコスモススタジアム長崎ほか=2試合)V・ファーレン長崎は磐田に2-1で競り勝ち、5試合ぶりの勝利を挙げた。通算9勝4分け5敗の勝ち点31。5位から暫定4位に浮上した。
 V長崎は後半26分に先制。後方からの浮き球を受けた米田がワンタッチで相手を抜き去り、左足シュートを右隅に決めた。5分後の31分、GK波多野へのパスミスを奪われて一時は追いつかれたものの、ロスタイムに勝ち越しに成功。増田の右クロスを都倉が頭で折り返し、最後は再び米田がねじ込んだ。
 甲府は大宮に5-1で快勝して勝ち点32の暫定3位に浮上した。敗れた大宮は同14で最下位。
 この日はトラスタでバスケットボールBリーグ1部(B1)昇格を決めた長崎ヴェルカのセレモニーを開催。主将の髙比良が「入場したときにみんなの声援を受けて、選手、スタッフは興奮した。これからも長崎をバスケとサッカーで盛り上げていきましょう」とあいさつした。
 第18節最終日は28日、9試合を実施する。第19節は6月3、4日、各地で計11試合を行い、V長崎は3日午後2時から山口市の維新みらいふスタジアムで暫定21位の山口と対戦する。

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