埼玉が誇る“関東一の祇園”熊谷うちわ祭、今年は熱狂へ 7月20~22日に通常開催 本来の姿復活で交通規制

本来の形で開催されていた2019年の熊谷うちわ祭

 埼玉県熊谷市は24日、7月20~22日に市中心部で開催される八坂神社大祭「熊谷うちわ祭」について、4年ぶりに通常開催する予定と発表した。

 同祭は江戸時代から続く八坂神社の祭礼で、「関東一の祇園」と称される。2019年の通常開催を最後に新型コロナウイルスの影響で、20年と21年は諸行事を自粛し、神事のみを実施。昨年は山車屋台の町内巡行、交通規制の実施により、巡行祭や全町の山車屋台がお祭り広場に集合して年番送りなども行ったが、通常よりも規模を縮小しての開催となっていた。

 今年は20日の熊谷駅正面口での初たたき合いをはじめ、21、22日には国道17号を含めた市街地で交通規制を行い、12台の山車屋台が勇壮な熊谷囃子(ばやし)を響かせながら巡行するなど、これまで行われてきた本来の形での開催を予定している。

© 株式会社埼玉新聞社