4棟焼いた住宅火災 祖父の家に放火した疑いで孫(23)を逮捕 焼け跡から1遺体、祖父(70代)とは連絡とれず

27日夜、広島県尾道市で住宅1棟が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかった火事で、警察は28日、住宅に放火した疑いで23歳の男を逮捕しました。

現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、尾道市新浜1丁目の自称アルバイト・浜元佑太 容疑者(23)です。

警察によりますと、浜元容疑者は27日午後9時25分ごろから10時5分ころまでの間、尾道市 三軒家町にある祖父の住宅に何らかの方法で火をつけ、住宅を全焼させた疑いがもたれています。

調べに対し浜元容疑者は、「間違いない」と容疑を認めているということです。

この火事では、住宅が全焼し、隣接する3棟に延焼して一部が焼けました。全焼した住宅の焼け跡からは男性1人の遺体が見つかりました。

浜元容疑者の祖父と連絡がとれておらず、警察は28日朝から浜元容疑者に事情を聞いていたということです。

警察が遺体の身元の確認や死因の特定を進めています。

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