コマツ粟津工場に1万人 4年ぶり開放デー

 コマツ粟津工場の開放デー(北國新聞社後援)は28日、小松市符津町の同工場で4年ぶりに開かれ、約1万人(主催者発表)が大型建機のデモンストレーションや試乗を楽しんだ。新型建機のお披露目会や組立工場の見学会など多彩な催しが繰り広げられ、親子連れや若者でにぎわった。

 デモンストレーションでは、ホイールローダーや油圧ショベルなど10台が縦横無尽に動き回った。長いアームのパワーショベル「PC120」が初登場し、会場を沸かせた。新型の展示ブースでは2月に発売したダンプ「CD110R―3」など3台がお披露目され、子どもたちが開発者に用途を聞いたり、バケットの前で記念撮影したりした。

 ステージでは地元園児が太鼓、コマツ社員によるバンドがそれぞれ演奏を披露した。

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