金沢城リレーマラソン 「春の陣」4200人快走

新緑の城内で一斉にスタートするランナー=金沢城公園

 北國新聞創刊130年記念「利家とまつ」金沢城リレーマラソン2023~春の陣~(同実行委員会、北國新聞社主催)は28日、金沢城公園の特別周回コースで行われた。新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に移行されたこともあり、「春の陣」としては4年ぶりの通常規模での開催で、420チーム約4200人が新緑の城内を駆け、たすきをつないだ。

  ●スタイリッシュ4連覇

 昨年の春の陣は1周1キロを20周する短縮コースで開催された。今年は1周約1.9キロの従来のコースに戻し、22周するフル(42.195キロ)は一般と職場仲間の2部門、11周するハーフ(21.0975キロ)は一般、ガールズ、ファミリーの3部門で、ランナーが快走した。

 フルは一般部門をstylish(スタイリッシュ)が2時間17分12秒で制し、「秋の陣」を含めて4大会連続の総合優勝を果たした。職場仲間部門は国土開発センター「紅一点」が栄冠に輝いた。

 ハーフは金沢学院大附属高陸上部Aチームが一般部門で優勝、ガールズ部門はYC金沢、ファミリー部門は家具工房赤尾株式会社が制した。大会はシステムサポート(金沢市)が特別協賛した。

  ●10月1日「秋の陣」

 「秋の陣」は10月1日に同コースで開かれる。

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