鵜鳥神社に新しい鳥居 普代、神楽と荒磯太鼓で完成祝う

新しい鳥居の完成を祝い、演奏するふだい荒磯太鼓のメンバー

 普代村卯子酉(うねとり)の鵜鳥(うのとり)神社(熊谷裕子宮司)に新しい鳥居がお目見えした。27日に例大祭が行われ、関係者らが完成を祝った。

 鵜鳥神楽保存会(高屋敷真作会長)が刀舞などの「お通り」で鳥居をおはらいした。ふだい荒磯太鼓(佐藤毅会長)も鳥居の下で3曲を披露した。

 鳥居は、鉄鋼業普代産業(東京)と同社代表取締役で父や長男、おいが同神社の宮司を務めてきた熊谷儀七(ぎしち)さん(77)=普代村出身=らが奉納した。鉄製で高さ8メートル、幅6.5メートル。さびにくい加工を施し、「青の国ふだい」にちなみ、上部を青にした。

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