もぎたて「甘くておいしい」 川越の観光農園でトマト収穫体験はいかが? 来月末までの土日に実施

トマトの収穫を楽しむ親子=27日、埼玉県川越市今福の観光農園「@FARM」

 埼玉県川越市今福の観光農園「@FARM(アット・ファーム)」で、トマトの収穫体験が行われている。27日は家族連れら約20人が参加し、一足早く真夏の味を楽しんだ。

 農園を運営する三共木工は、2017年秋にトマトのハウス栽培を開始。6季目を迎えた今年は、面積約2千平方メートルのハウス1棟で大玉品種「りんか」、中玉の「シンディスイート」を育て出荷している。今季はさらに、5月13日から観光客向けのトマト収穫体験も本格的に始めた。

 参加者は自分でもいだ実をビニール袋に詰め放題できるほか、ハウス内で味わえる。ふじみ野市の公務員五十嵐雅臣さん(45)は家族3人で初挑戦し、「子どもが土に触れる良い機会になった」と喜ぶ。長男で小学校2年生の大揮さん(7)は、「甘くておいしい」と目を細める。

 体験は6月末までの土、日曜(同月10、11日休)に各日1回実施予定。農場長の松崎孝洋さん(40)は、「トマトがどのように育てられているのかを知っていただくきっかけになれば」と話した。

 原則事前予約制。参加費税込み1200円(3歳以上)。問い合わせは、@FARM(電話049.293.1539)へ。

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