セルティックの得点源として、国内2冠に大きく貢献した古橋亨梧。
このほどスコットランドサッカー記者協会が選ぶ年間MVPにも選ばれた。
『The Scotsman』によれば、その古橋はこんな話をしていたそう。
「3歳から水泳をやっていたんです。
でも、近所の子供たちはみんなサッカーをしていて、かっこいいなと思ってやり始めました。
その年齢でもずっとゴールの前にいましたよ。ボールをもらったら、とにかくシュートを打ってゴールを決めていました。それが楽しくて、サッカーを始めたんです。
水泳も一生懸命やっていましたし、全国大会に出場しようとしていました。
子供の頃は、ただ好きでサッカーをやっていましたし、それを楽しでいました」
「でも、高校に入学すると、16歳~18歳の頃に同じ学年にプロ選手がいたんです。
自分の学校から2人がサッカー選手になりました。その時、自分にもチャンスがあるんじゃないかと思ったんです。
どこのクラブからも声がかからず、一時は苦しみました。まったく声が掛からないので、自分のキャリアをあきらめようかと。
でも、幸運にも大木武さん(岐阜FC監督)が声をかけてくれて、それが始まりでした。そのことをずっと感謝しています」
古橋は興國高校のサッカー部に所属しており、当時の同級生には南野拓実がいる(南野はサッカー部ではなく、セレッソ大阪ユース所属)。もうひとりは、秋山大地だろうか。
古橋はDAZNの番組に出演した際には、「(南野とは)クラスが違くて、なかなか接点がなくて。たまに体育大会とかでフットサルの試合があったりして、絶対勝ってやるってチームでみんな…対抗心というか。体育大会なのにバチバチでやってました(笑)」という話をしたこともある。
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なお、古橋は将来のことはあまり考えすぎないとも話していたが、この夏の移籍市場では注目のひとりになりそうだ。