滋賀が浦安に3発快勝で首位浮上! 高知は枚方崩せず3戦連続ドロー、堅守光るも…【JFL第9節】

27日から28日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第9節の7試合が各地で行われた。

2位・レイラック滋賀はホームで最下位に沈むブリオベッカ浦安と対戦。今節は首位・ソニー仙台FCの試合がなく、勝ち点「1」差で追う滋賀にとって首位浮上のチャンスというなか、0-0で迎えた55分に地元滋賀県出身の22歳FW服部航平が先制点を叩き込む。

さらに72分には元名古屋グランパスのFW榎本大輝、85分にはDF宮城雅史が追加点を決め、未勝利で最下位に沈む浦安を圧倒。試合終盤に1点を返されたが、3-1の勝利を収め、ソニーをかわして首位に浮上している。

14位・沖縄SVはホームで3位・ミネベアミツミFCと対戦。元日本代表FWの高原直泰選手兼任監督率いるJFL初参入のチームは7試合でわずか1勝と苦しい戦いを強いられてきたが、この日は76分にFW山田雄太のゴールで均衡を破ると、この1点を守り抜いて1-0の勝利となった。

高知県勢初のJリーグ参入を目指す5位・高知ユナイテッドSCを率いるのは、現役時代に水戸ホーリーホックのキャプテンを務めた高知県出身の吉本岳史監督。今節は二川孝広監督率いる10位・FCティアモ枚方とホームで対戦した。

3試合ぶりの白星がほしい高知だったが、0-0で迎えた後半、吉本監督が積極的に交代カードを切って先制点を目指したなか、最後まで1点が遠く、スコアレスドローに。これで3試合連続のドローとなった。高知は8試合で「5」失点の堅守が光る一方、ゴールも「8」。上位進出のためには得点力向上が必須だろう。

◆JFL第9節

Honda FC 0-0 東京武蔵野ユナイテッドFC

高知ユナイテッドSC 0-0 FCティアモ枚方

クリアソン新宿 1-0 ヴィアティン三重

ラインメール青森 1-0 FCマルヤス岡崎

ヴェルスパ大分 0-0 鈴鹿ポイントゲッターズ

レイラック滋賀 3-1 ブリオベッカ浦安

沖縄SV 1-0 ミネベアミツミFC

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