黄之鋒氏、警官の個人情報公開で禁固刑

香港衆志の元秘書長である黄之鋒氏が2020年8月、西湾河で発砲した警官の一家の個人情報と写真をフェースブックで公開したため、法廷禁止令と匿名令への違反として起訴された。5月26日付香港各紙によると、黄氏は先に法廷軽視罪を認めた。高等法院(高等裁判所)で25日、裁判官は書面で判決を発表し、「黄氏は公衆人物として重大な影響力を持ち、本件は警察の個人情報暴露事件の中でも深刻なものとなるため、禁固3カ月の刑と5万ドルの訴訟費用を支払わなければならない」と述べた。また「黄氏は法廷軽視について謝罪し、早くから刑事責任を認めると表明し、すでに態度も改められていることから犯行の方法が不当だったことを理解している。だが黄氏の社会的地位とムードを考慮した」と説明した。

© HKP