新潟市4月の消費者物価指数、18カ月連続で前年同月を上回る 食料の伸び大きく、電気代は低下

新潟市市街地

 新潟県が5月26日に発表した4月の新潟市消費者物価指数(2020年=100、確報値)によると、「総合」は前年同月比2.6%上昇の103.9となり、18カ月連続で前年同月を上回った。食料の伸びが大きかった。前月比は0.1%上昇。「生鮮食品を除く総合」は103.6で前年同月比2.6%上昇、前月比0.2%上昇した。

 前年同月比では、食料のうち、冷凍食品などの調理食品が10.1%、焼き肉などの外食が7.6%それぞれ上がった。電気代は13.9%低下し、ガス代は3.2%上昇した。

 前月比では宿泊料などの教養娯楽サービスが2.2%、ヨーグルトなどの値上がりで乳卵類が5.7%それぞれ上がった。肉類は3.4%低下した。

 「生鮮食品およびエネルギーを除く総合」は102.8で前年同月比3.6%上昇、前月比0.4%上昇した。

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