29日朝、広島市で路線バスを含む車4台が絡む事故があり、バスの乗客など10人がけがをしました。
事故があったのは、広島市安佐北区口田南の県道37号「下小田北交差点」です。警察と消防によりますと、午前8時すぎ、広島市中心部方面に走っていた路線バスと、対向車線を右折していたゴミ収集車が衝突しました。
事故のはずみで、ゴミ収集車が別の2台と衝突し、合わせて車4台が絡む事故になったということです。
消防によりますと、この事故でバスの乗客を含む10人が病院に運ばれましたが、いずれもけがの程度は軽いということです。
バスを運行する広島交通によりますと、バスは高陽車庫を午前8時前に出発し、広島バスセンターに向かっていました。車内には乗客およそ50人がいて、そのうち7人がけがをしたということです。
事故の影響で、付近はおよそ1時間にわたって通行止めとなりました。
警察が事故のいきさつを調べています。
