岩井明愛、佐藤心結、木下彩、脇元華、三ヶ島かなが全米女子オープンへ

2位になった国内ツアー翌日に全米女子オープン出場を決めた佐藤心結(撮影/亀山泰宏)

◇米国女子メジャー◇全米女子オープン 日本地区最終予選会(29日)◇房総カントリークラブ房総ゴルフ場(千葉県)◇東コース/6533yd 西コース/6413yd(ともにパー72)◇出場選手116人

海外メジャー「全米女子オープン」(7月6日~/カリフォルニア州ペブルビーチGL)の出場権をかけた日本地区最終予選会が36ホールのストロークプレーで行われ、岩井明愛、佐藤心結、木下彩、脇元華、三ヶ島かなの計5人が出場権を獲得した。

競技には5人のシード選手(佐藤、岩井、イ・ミニョン、三ヶ島かな、植竹希望)を含むプロ76人、アマチュア40人の計116人が出場。10アンダーでトップ通過となった岩井は、すでに出場権を得ている双子の妹・千怜に続く切符を手にした。姉妹での大会出場は日本勢初となる。

8アンダーで続いた佐藤は1ラウンド目の前半13番では残り80ydからウェッジのセカンドショットを放り込むイーグルを決めるなど、ショットがさえた。前日まで「リゾートトラストレディス」で2位と優勝争いを演じてから自宅に戻り、3時間半ほどの睡眠で臨むタフなスケジュール。「強行日程の中、このスコアを上がれたのは100点をあげたい。ペブルビーチは本当に素晴らしいコースと聞いているので、そこでプレーできることにまだ実感が湧いていないです」と初めてとなる海外での試合に胸を躍らせた。

7アンダーの木下までが36ホールで出場権を獲得。6アンダーで並んだ三ヶ島、脇元、アマチュアの小宮千鶴(愛知・南山学園聖霊高)が3人プレーオフを行い、脇元が1ホール目でバーディ、三ヶ島が2ホール目に小宮のボギーで勝ち抜いた。

日本勢では2年前のチャンピオンである笹生優花、米ツアーでプレーする畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子、西村優菜、勝みなみが出場予定。日本からも山下美夢有、西郷真央、稲見萌寧、岩井千怜、川崎春花、吉田優利、上田桃子、昨年「全米女子アマ」優勝の馬場咲希(東京・代々木高)が出場資格を得ている。

大会直前の7月3日時点で世界ランク75位以内の選手にも出場権が与えられる。

<上位成績>
1/-10/岩井明愛
2/-8/佐藤心結
3/-7/木下彩
4T/-6/三ヶ島かな、脇元華、
\------<以上5人が出場権獲得>------
6/-6/小宮千鶴(アマ、プレーオフ敗退)

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