ミランとの契約が噂される鎌田大地。実現すればミランに本田圭佑以来となる日本人選手の誕生となる。
ここでは、そのミランも所属するイタリアサッカー1部リーグ「セリエA」での、歴代日本人選手のユニ姿をご紹介しよう。
なお、画像の都合で大黒将志(トリノFC)は残念ながら掲載を見送っている。
吉田麻也
サンプドリア 2020-21 Macron ホーム ユニフォーム
2020年1月にサウサンプトンからサンプドリアへローン移籍。結果的に21-22シーズン終了までの2年半をジェノバの街で過ごした。
加入1年目の19-20モデルも良いユニだったが、この20-21モデルは襟に配したストライプがさり気なくオシャレで好デザイン。
柳沢敦
サンプドリア 2003-04 Asics ホーム ユニフォーム
サンプドリアでの吉田麻也の“先輩”が柳沢敦。2003-04シーズンに鹿島アントラーズからローン移籍で加入した。翌シーズンは同じセリエAのメッシーナへ移籍。
当時のキットサプライヤーAsicsとサンプドリアは、1990年から15シーズンに渡ってタッグを組んだ黄金コンビである。
小笠原満男
メッシーナ 2006-07 Legea ホーム ユニフォーム
小笠原満男にとって唯一の海外挑戦となったシーズンで、鹿島アントラーズからローン移籍でメッシーナに加入。当時のユニサプライヤーは中小クラブからの信頼が厚いイタリアのブランドLegeaだ。
長友佑都
チェゼーナ 2010-11 adidas ホーム ユニフォーム
セリエAでの長友佑都といえば圧倒的にインテルの印象が強いが、最初の移籍先はタツノオトシゴのエンブレムが個性的な地方クラブのチェゼーナ。10-11シーズン前半のみ在籍し、その後インテルへ移籍となる。
森本貴幸
カターニア 2008-10 Legea ホーム ユニフォーム
東京ヴェルディからカターニアに移籍した森本が在籍5シーズン半で最も活躍したのは、この2008-10モデルを着用した2シーズン。チームエンブレムは欧州のクラブにしては珍しく象を描くが、これはカターニアの街のシンボルが象であるため。
中村俊輔
レッジーナ 2002-03 Asics ホーム ユニフォーム
2002年夏に横浜F・マリノスから地方クラブのレッジーナへ移籍。このシーズンはセリエA32試合に出場し7得点を記録した。シャドーストライプが格好よいユニフォームは日本のAsics製。
ちなみにプレシーズンマッチで来日した際には、胸スポンサーが日本のコンビニ「Family Mart」に置き換わっている。
本田圭佑
ミラン 2013-14 adidas ホーム ユニフォーム
2014年1月にCSKAモスクワからミランへ移籍し、伝統ある名門クラブの背番号10を背負う。ミランには16-17シーズン終了まで在籍したが、その期間のホームキットはどれもデザインが素晴らしいものばかりだった。
冨安健洋
ボローニャ 2019-20 Macron ホーム ユニフォーム
2019年夏にシント=トロイデンからクラブ史上2人目の日本人選手として加入。20-21シーズン終了までの2シーズンで、ボローニャの伝統であるRossoblu(ロッソブル/赤青)のユニを着た。
中田英寿
ボローニャ 2003-04 Macron ホーム ユニフォーム
冨安健洋がクラブ史上2人目の日本人なら、その初代は中田英寿だ。パルマで調子を落としていた03-04シーズン後半にローンで移籍し、好パフォーマンスを披露して復活を印象付けた。
現在では世界各国のチームと契約するイタリアのブランドMacronだが、その原点はボローニャ。01-02シーズンから現在までパートナーシップを継続中だ。
三浦知良
ジェノア 1994-95 Errea ホーム ユニフォーム
今に続く“日本人セリエAへの道”は三浦知良の挑戦から始まった。負傷したシーズン開幕戦やゴールを決めたジェノヴァ・ダービーなどで、このホームキットを着用している。
胸スポンサーは日本企業の「KENWOOD(ケンウッド)」。シャツの前面にはエンブレムに描く伝説上の動物“グリフォン”の透かしプリントが入っている。
名波浩
ヴェネツィア 1999-2000 Kronos フォース ユニフォーム
名波浩とって唯一の海外シーズンがヴェネツィア。お茶漬けのパッケージを思わせるデザインから、おそらくサッカー界で唯一「永谷園」と呼ばれるユニフォームだ。ホームキットと思われがちだが、正しくはフォースであり事実上のホームキット。
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実はこれが本来のホームキットなのだが、お蔵入り状態となりほとんど使われていない。その理由については、デザインが熱狂的なサポーターに不評だったためと言われている。
結果として急きょ“ホームっぽい”フォースキットを制作し、事実上のホームキットとして使用した。
レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。「あの頃」を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!