インドネシア政府は25日、中国の大手電気自動車(EV)メーカー、比亜迪(BYD)と、EV分野での投資機会を模索することで覚書を締結した。
中国・深センを訪問したインドネシアのルフット調整相(海事・投資担当)とBYDの王伝福董事長が立ち会い、インドネシア海事・投資担当調整省のラフマット・カイムディン次官(交通機関・インフラ担当)とBYDアジア太平洋オートセールス部門の劉学亮(りゅう・がくりょう)ゼネラルマネジャーが覚書に署名した。
ルフット氏は、われわれはEVエコシステムを構築し、東南アジア最大のEV市場の発展を目指していると説明。BYDと組むことで、世界のEV産業において最先端を走ることができると述べ、インドネシアへの投資機会を探るBYDの取り組みに謝意を示した。