【移籍】メッシのアル・ヒラル移籍近づく「全ての道がつながっている」。マルカが報じる

ACL決勝では浦和に敗戦、移籍禁止期間も終えて、「世界へ健在ぶり」示す機会。

フランス1部パリ・サンジェルマンとの契約が今季で満了を迎えるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、サウジアラビア1部アル・ヒラル移籍に向けて近づいているという。スペインの有力メディア『マルカ』が5月30日に報じた。

同メディアは「レオ・メッシの全ての道がアル・ヒラルにつながる」と題し、「パリSGとの別れが予想され、アルゼンチン人の運命は日に日に明らかになりつつある」とレポートしている。

FCバルセロナが復帰に向けて動いてきた。しかしファイナンシャルフェアプレー(FFA)により、クラブは大幅な人件費削減を求められいるため、現状では事実上不可能という状況は変わらない。1年間の延長オプションがあるものの、先日の“サウジアラビア旅行騒動”などクラブとの確執も起き、スーパースターはこのカードを切らないと見られる。そのためパリSG退団を選択した場合、「道はサウジアラビアにつながっている」というのだ。

メッシには、2年契約・年俸3億ユーロ(約450億円)以上という天文学的オファーが届いている。アル・ヒラルは移籍禁止の制裁を科せられていたが、この夏に解除される。AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝では浦和レッズに敗れて準優勝に終わったが、サウジアラビアにとって、アル・ヒラルにとって、世界に健在ぶりを示す「絶好のチャンス」にもなる。

アル・ナスルのクリスチアーノ・ロナウドとメッシが中東の地で優勝を争う――。そんな日が訪れるのだろうか。

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