YOSAKOIさんさ復活、歓声出迎え 盛岡市中心部で4年ぶり開催

華やかな衣装で演舞する紅翔連

 第23回YOSAKOIさんさは28日、盛岡市中心部で4年ぶりに開かれた。県内外から44団体、約600人が駆け付け、息の合った踊りと威勢の良いかけ声で街を盛り上げた。

 同市大通や菜園など4会場。雨空の下、盛岡駅前で子どもたちが開会宣言をし、各団体が大きく色鮮やかな旗を振った。見物客は「お帰り」と歓声と拍手を送った。

 奥州市前沢の紅翔連(こうしょうれん)(佐藤順一代表)は大通で「想貫(おもいつらぬく)」をテーマに演舞。6分間で着替えながら3種類の衣装を着け、扇子や鳴子を手に勇壮な踊りを披露した。佐藤代表(46)は「手拍子や声援がうれしく、気持ちがいい」と満足げに話した。

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