鈴木保奈美が27年ぶり「世にも奇妙な物語」で主演。お姫様への強い思いが狂気へ発展!?

鈴木保奈美が、フジテレビ系で6月17日放送の土曜プレミアム「世にも奇妙な物語’23 夏の特別編」(午後9:00)の1編「お姫様クラブ」で主演を務めることが分かった。鈴木が「世にも奇妙な物語」シリーズに出演するのは、1996年の「公園デビュー」以来、約27年ぶりとなる。

「世にも奇妙な物語」は、おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ。1990年4月にレギュラードラマとして開始し、その後は特別編という形で年に2度放送を続け、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによって、その名の通り“奇妙な”物語の世界観を作り出してきた。そして、今回は四つの“奇妙な”エピソードが展開する。

鈴木が主演する「お姫様クラブ」の原作は、「呪いのシリーズ」など数多くのホラー作品を生み出してきた曽祢まさこ氏が描く同名漫画。女子なら誰もが一度は憧れる、ゴージャスなドレスに身をまとったお姫様。そんな少女の夢をかなえてくれるのが、“お姫様クラブ”だ。幼い頃にこの“お姫様クラブ”でお姫様になったことがある遠藤南美(鈴木)は、団地で夫と娘の3人家族でつつましくも穏やかに暮らしていた。そんなある日、“お姫様クラブ”の支配人・比目野と名乗る男が舞踏会の招待状を持って現れる。南美は“お姫様クラブ”での華やかな体験を思い出す。

鈴木は「開始当初から大好きなシリーズですので、今度はどんな“奇妙”だろうと楽しみにしていましたが、台本を読むと“あらら〜大変!”という感想でした。監督が『ミュージカルのつもりで』とおっしゃっていて、ミュージカルになったかなあ。ラストカットで小さく“こわっ”と思っていただけたらいいなあ、とひそかに願っています」とコメントを寄せている。

演出を担当した小林義則氏は「日々家事に追われ家計を助けるためにパートで働く主婦。裕福な家庭でお姫様のように育てられた彼女の願いは“お姫様になりたい、あの日のように”。そんな主婦を鈴木保奈美さんが演じます。妄想と現実。数日間のレッスンを経て挑んだ舞踏会で王子様と踊るワルツは圧巻です」と見どころを伝えている。

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