台東区で4年ぶりに流鏑馬が復活

台東区で「流鏑馬」が4年ぶりに復活しました。勇壮・華麗な日本の伝統文化を、国内外の観光客約2万人が堪能しました。

記者:「狩装束姿の人が馬に乗ってきました。矢を放し、観客から大きな歓声と拍手が送られ、会場が盛り上がっています」

台東区の隅田公園で5月27日に行われた「流鏑馬」。伝統衣装に身を包んだ「射手」が、平均時速約40キロで会場を駆け抜け、三つの的を矢で打ち抜いていきます。

新型コロナの影響で4年ぶりの開催となった「流鏑馬」には、約2万人が訪れ、勇壮な日本の伝統文化を堪能しました。

観客:「馬の迫力と弓の迫力がすごくて、とても感動しました」「お馬さんを見るのが楽しかった」「皆さん侍みたいな所作が美しくて、とてもよかったです」

アナウンス:「一の的、的中!二の的」

実況や解説のアナウンスは日本語だけではなく、英語でも流されていました。会場では、日本人も外国人も、矢が的を射抜く度に歓声を上げて盛り上がっていました。

アメリカからの観光客:「私は流鏑馬がとっても好きです。観客も盛り上がっていて楽しかったです。衣装もどれも素敵でした」「馬に乗って的を撃つところが好きです。とてもいいですね」

フランスからの観光客:「非常に面白いです。私たちの前をすごい勢いで走った、馬のパフォーマンスは印象的でした。流鏑馬を見ることができてとても良かったです」

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