サッカーJ2第18節「栃木SC×ファジアーノ岡山」 栃木SCが5試合ぶりの白星 岡山に2-1で競り勝つ

 サッカーJ2の栃木SCは28日、ホームでファジアーノ岡山に2-1で競り勝ち、5試合ぶりの白星を手にしました。

 直近4試合で1分け3敗、J3降格圏に転落しないためにも負けられない戦いが続く栃木は、前の試合から先発4人を変えて試合に臨みました。

 ホームのカンスタを埋めた8千700人のサポーターの思いが通じたのか、前半34分に相手のパスミスを誘いそれがそのままゴール。ラッキーな形で栃木が先制して前半を終えます。

 リードを広げたい栃木でしたが後半9分、右サイドからプラス方向に早いクロスをあげられると、誰も反応できず、ゴールに。同点に追いつかれます。

 先制しながら追いつかれる嫌な雰囲気が漂う中、この日の栃木は違いました。

 22分、GKの藤田から50メートルを超えるロングパスに抜け出したFWの根本。

 高い位置からの守備、そして球際を激しくいく「栃木らしい」粘り強い試合運びで5試合ぶりの白星。

 順位を22チーム中17位に上げ、次は、初の連勝を目指して6月3日、アウェーで藤枝と対戦します。

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