自然の大切さを知ってもらおうと30日、広島市で子どもたちがメダカを放流しました。
広島市安佐北区の池には、地元の保育園児と幼稚園児およそ100人が集まりました。
クロメダカとヒメダカあわせて2000匹が準備され、園児はバケツに移されたメダカを1人ずつ順番に池に放っていきました。
12年ほど前に地元の町内会などが始めたメダカの放流は、周辺の川が大きな被害を受けた西日本豪雨と、新型コロナの影響で中止が続いたため、5年ぶりの開催です。
池には、以前はホタルが舞うほどの清流でもある川の水が引き込まれているそうです。
園児たち
「メダカが泳いでいるのを見て、楽しかった」
「元気に泳いでいるんだなと思った」
地元の上矢口町内会 越智兼光 会長
「子どもが自然を大切にする心を(持ってほしい)と思っている」
町内会は、子どもたちの思い出づくりのためにも、これからも放流を続けていきたいとしています。