海田強盗致死 女1人に懲役2年8カ月求刑 広島

広島県海田町で男性が死亡し男女7人が逮捕された強盗致死事件の裁判で、強盗の罪に問われた女の1人に懲役2年8カ月が求刑されました。

37歳の女は去年6月、海田町の事務所でほかの男女6人と共謀し、暴行を受けて反抗できない状態の当時71歳の男性から現金約11万円を奪った罪に問われています。

裁判では男性が暴行を受けた際の生々しい音声データが証拠として流されました。

検察側は「債権を回収する目的で事務所を物色した」として女に懲役2年8カ月を求刑。一方、弁護側は「被告が不在の間に何者かが現金を奪った」などと無罪を主張しました。

判決は6月29日に言い渡される予定です。

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