フルーツのような甘みが特長のミディトマト「越のルビー」の収穫が福井県福井市内で進んでいる。農家が、赤くつややかに熟した実を次々ともぎ取っている。
同市帆谷町にある「ふくふく農園」のビニールハウスでは約1200株を栽培。橋本耕一代表(55)は、色づきが確認しやすく甘みが凝縮されている朝方に作業を始める。5月30日は午前6時ごろから直径3~5センチの実約50キロを収穫した。同市河増町のJA福井県直売所「喜ね舎愛菜館」などに並ぶ。
今年は3、4月に低温の日が少なく生育に適した気候だったため、収量は例年に比べ多い見込み。県内での収穫は7月中旬ごろまで続く。