全離振会長に野口五島市長 長崎県からの選出8人目

野口市太郎氏

 長崎県離島振興協議会は30日、全国離島振興協議会(全離振)の新しい会長に副会長の野口市太郎五島市長が就任したと発表した。
 全離振は離島にある自治体または離島を有する自治体が加入し、会員数は全国141市町村。離島振興関連予算の確保や関係法の改正・延長に関する国への要望活動などをしている。
 野口氏は29日に沖縄県であった総会で、荒木耕治氏(鹿児島県屋久島町長)の後任に選ばれた。任期は2年。長崎県からの会長選出は、2017年5月まで3期5年務めた白川博一壱岐市長以来で8人目。
 野口氏は取材に対し「各自治体と情報を共有しながら、離島地域の振興に努めていきたい」と述べた。

© 株式会社長崎新聞社