ラクロス日本代表の大嶋選手(佐野市出身)が栃木県知事を訪問 「栃木のスポーツを盛り上げたい」

 6月から、アメリカで開催されるラクロスの世界選手権を前に、栃木県出身の日本代表選手が29日、福田富一知事を表敬訪問しました。

 福田知事のもとを訪れたのは、佐野市出身でラクロス日本代表の大嶋省吾選手と、日本ラクロス協会の安西渉理事です。ラクロスは、先端に網がついた「クロス」と呼ばれるスティックでボールを奪い合い得点を競う競技です。代表のなかで大嶋選手は、時速180キロにもなるボールにすばやく反応することが求められる守備の要、ゴールキーパーを務めます。

 大嶋選手は「チームとして良い成績を残すのはもちろん、個人としても目立つ活躍をして、栃木のスポーツを盛り上げたい」と力を込めました。安西理事は、5月に男子日本代表が栃木市で強化練習を行ったことに触れ、「良い環境でとても助けになった。選手たちは、その練習を生かしてほしい」と感謝の言葉を述べました。知事は「存分の力を発揮しててっぺんを目指してください」と激励しました。

世界ラクロス選手権は来月21日から7月1日までアメリカ・カリフォルニア州で開かれます。

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