沖縄 6月2日(金)にかけて台風接近で大荒れに 西・東日本は大雨のおそれ

 きょう(水)午後は、北日本や北陸で晴れる見込み。関東から西の太平洋側でも、この後は一時的に天気の回復する地域がありそうだ。一方、台風2号の接近で、沖縄はうねりを伴った波が高くなっている。台風はあす1日(木)から2日(金)にかけて、沖縄にかなり近づく見込み。沖縄は荒れた天気が続くおそれがあるため、高波や暴風に厳重な警戒が必要だ。

台風 沖縄に接近

 午前9時現在、大型で強い台風2号は、沖縄の南をゆっくりと北上している。台風はあす1日(木)にかけて先島諸島に、2日(金)には沖縄本島地方にかなり接近するため、沖縄は2日(金)にかけて風や雨が強まり、荒れた天気が続くおそれがある。暴風や高波に厳重に警戒すると共に、大雨による道路の冠水、高潮による浸水などに警戒・注意が必要だ。奄美でも、あす(木)から高波に警戒が必要となる。

西・東日本 大雨のおそれ

 関東以西の各地は、きょう(水)午後は日差しの届く地域もあるが、あす(木)は西日本から再び雨の範囲が広がり、夕方以降は雨脚の強まる所がある見通し。東京など関東も、夜には雨の降り出す所がありそうだ。2日(金)は西・東日本で雨がさらに強まる予想で、太平洋側を中心に3日(土)午前にかけて総雨量が多くなるおそれがある。土曜日の午後は天気が回復する地域が多いが、河川の増水や土砂災害には引き続き注意が必要だ。
 
(気象予報士・高橋和也)

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