菅原由勢が所属のAZ、23-24新ユニを発表!デザインは「ファン・ハール政権時代」の再現か

菅原由勢が所属するAZアルクマールとキットサプライヤーのNikeは28日、2023-24シーズンのエールディビジで着用する新ホームユニフォームを発表した。

キットデザインについてはクラブ側からの説明がないため、Qolyで調べ確認できた内容に独自解釈を交えてご紹介する。

AZ Alkmaar 2023-24 Nike Home

AZアルクマール 2023-24 Nike ホーム ユニフォーム

23-24新ホームユニフォームは久しぶりに“ボディは赤・袖は白”のデザインが復活。これはAZにとって非常に重要なシーズンの記憶が重なるデザインだが、それは後述する。

今回のキットデザインでは、前面中央の縦ストライプのように描かれたグラフィックも印象的。これは調べた限りでは、ホームタウンやクラブに関係するいくつかの要素で構成しているようだ。

前面のグラフィックは、ホームスタジアム「AFASスタディオン」、スタジアムのサポーター、そしてホームタウンであるアルクマールのシンボルで1900年に建てられた史跡の給水塔。主にこの3つが描かれている。

上の画像のユニフォームはルイス・ファン・ハール監督時代の2008-09シーズンのホームキット。28年ぶり2度目のエールディビジ優勝を成し遂げたシーズンで、このユニのカラー構成や胸元の“白い逆三角形”が23-24モデルで再現されている。

08-09シーズンのリーグタイトルや12-13シーズンのカップ戦(KNVBカップ)優勝など、近年タイトルを獲得したシーズンでは“ボディは赤・袖は白”のホームキットを着用していた。それを復活させた今回のキットデザインに、タイトル獲得へのクラブの意気込みが感じ取れる。

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この23-24新ホームキットは、28日にホームで行われた22-23シーズン最終節のPSV戦で着用。菅原由勢がフル出場したこの試合は1-2でAZが敗れ、残念ながら新ユニのデビューは黒星スタートとなった。

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