来季CL出場のニューカッスル、プレミア18得点の絶対的エース・ウィルソンと契約延長へ

写真:Getty Images

ニューカッスルがイングランド代表FWカラム・ウィルソン(31)との契約延長交渉を始めるようだ。

来シーズン、21年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)に出場するニューカッスル。2021年秋の中東資本参入からわずか1年半、昨シーズンはプレミアリーグ開幕から残留争いを強いられ、最終順位も11位だったことを考えれば、この1年での躍進には目を見張るものがある。

そんなチームで替えの効かないエースとして君臨しているのが、中東資本参入前から所属しているウィルソン。昨シーズンはケガで長期離脱を余儀なくされたが、今シーズンはリーグ戦31試合に出場し、得点ランキング5位の18ゴールを叩き出した。

イギリス『フットボール・インサイダー』によると、ニューカッスルは残り1年強となっているウィルソンとの契約について、選手側と協議する準備が整ったとのこと。1年後に移籍金ゼロで流出するという最悪の事態をなんとしてでも防がなくてはならない。

昨夏は新加入のスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクにポジションを奪われることも予想されたが、蓋を開けると、そのイサクを左ウイングに追いやり、ホットラインを築いたウィルソン。31歳の現在がキャリアの全盛期と言えるだろう。

なお、ニューカッスルは最終ラインの要・スイス代表DFファビアン・シェア(31)とも契約について話し合う予定。シェアも今シーズンのリーグ戦で36試合に出場したなか、ウィルソン同様、契約が残り1年強となっている。

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