梅雨はどうしてカビが生えやすいの?
梅雨の時期になると、ちょっと油断すると窓枠やお風呂場などにカビが生えてしまいやすいですよね。どうして梅雨になると、カビが生えやすくなるのでしょうか?
- 湿度が高い…雨が続くため、もわっとした湿度の高い状態になりやすい
- 気温が高い…夏目前の気候なので、温度が高くなりやすい
- ちょっとした汚れを放置している
- 一定量の安定した酸素がある
高い湿度と温度は、カビを招く最大の理由!どれかだけでなく、すべてが一定以上の状態で長時間キープされると、カビはすぐに発生して繁殖し始めます。
梅雨の時期にカビが生えてしまう『NG行為』5つ!
梅雨の時期にカビが生えてしまうNG行為は、以下のものがあります。
1.水分とカビの養分になるものを、一緒に同じ場所で放置する
水分とカビの繁殖に欠かせない養分を一緒に放置してしまうと、カビが一気に繁殖してしまいます。
- 浴室や洗面台の石鹸や皮脂を洗い残してしまう
- 髪の毛汚れの放置
- 使い終わった食器やキッチン用品をシンクに放置
- メンテナンスしていない窓枠に発生した結露の放置…ほこりを養分にして、カビが発生
汚れているものと水分を同じ場所に放置してしまうと、養分が豊富なのでカビが一気に繁殖する可能性が高いです。
2.部屋を閉め切って、除湿しない
雨が降っているからといって、部屋を閉め切った状態にしてしまうのはよくありません。また、仕事などで日中家を空ける場合、除湿する工夫を行っていないと部屋の中に湿気が充満してしまいます。
3.結露の放置
結露を放置すると、以下の場所にカビが生えます。
- 窓枠…ゴムやレール、フレームなど
- 窓ガラス
- 窓に近い壁や天井
- カーテン
湿度と温度が高くなると、結露ができやすくなるので注意しましょう。
4.湿度が高い状態で、洗濯物を放置してしまう
部屋干しを行うと、通常時でも湿度が高くなりやすいです。梅雨時期となると、締め切った室内の温度はすぐに上昇するので、洗濯物を放置するのは厳禁!
- 洗濯物にカビが発生する
- 洗濯物周辺に、カビが発生しやすくなる
洗濯物にカビが生えてしまうと、洗いなおしてもカビが除去できないことが多いです。
5.窓を開けるだけの換気で除湿しようとする
雨の止み間に窓を開けて室内の換気を行っても、室外の湿度が高いと室内の除湿がうまくできない可能性が高いです。
また、窓を一か所開けただけでは、室内の空気が循環しないので湿度を除去するのは難しいことが大半!
絶対にすべき対策や裏ワザ
カビの発生確率を下げる、絶対すべき対策と裏技は以下のものがあります。
- 晴れた日は換気する
- 除湿冷房を適度に使う
- 扇風機やサーキュレーターを使って、室内の空気を循環させる…換気や室内干しにも
- 洗濯物の室内干しは、できるだけ早く乾くよう工夫する…丸めた新聞紙を洗濯物の下に置く・洗濯物全体がアート型になるように干す・新聞紙を洗濯物の上にかぶせるなど
- 使い終わった食器やタオルは、できるだけ早く片付ける
- 洗い終わった洗濯物は、手早く干して乾かす
- 窓の結露はこまめに拭く
- カビ除け剤を使う
- 掃除のとき、防カビ効果のあるものを選ぶ
洗濯物の干し方は、部屋干しをするときは新聞紙をうまく活用する裏技を身に着けておきましょう。防カビ効果のあるアイテムを日頃から使用し、カビが発生しないよう湿度を管理して、快適に梅雨を乗り切ってくださいね。
まとめ
梅雨になると、どうしてもカビが発生しやすくなってしまいます。うまく乗り切りためには、自宅の状態にあった対処方法や裏技を実践しましょう。