PSGとの契約満了が夏に迫り、現在その去就が大きく注目されているメッシ。噂されている行き先の一つが古巣のバルセロナである。
そこで今回は、かつて活躍した古巣に戻った選手たちをまとめてみた。
ズラタン・イブラヒモヴィッチ
復帰したクラブ:ミラン(イタリア)
現所属クラブ:ミラン(イタリア)
インテル、ユヴェントス、ミランとイタリアのビッグクラブを渡り歩くズラタンは、その全てで圧倒的な存在感を示した。
なかでもミランには二度にわたって所属している。最初の在籍はバルセロナからローンで加入していた2010-11シーズンで、クラブに7季ぶりのスクデットをもたらした。
後にPSGへと去ったが、2020年の冬にLAギャラクシーからミランへと復帰すると再び偉業を成し遂げる。
優勝経験者としてリーダーシップを発揮し、昨季は自身が以前在籍していたシーズン以来11年ぶりとなるスクデットを獲得している。
イヴァン・ラキティッチ
復帰したクラブ:セビージャ(スペイン)
現所属クラブ:セビージャ(スペイン)
スイスで生まれ育った元クロアチア代表、ラキティッチ。バーゼルで育成され、シャルケでは内田篤人とプレーした。
セビージャへの一度目の加入は、2011年冬のこと。2013-14シーズンにはEL優勝を果たすなど注目を集め、翌シーズンにバルセロナへ引き抜かれた。
バルセロナで6シーズン活躍した後、2020年からは再びセビージャでプレーしており、35歳となった今季もELでファイナル進出に貢献するなど活躍を続けている。
自身にとって2度目のEL制覇が現実味を帯びてきた。EL決勝は現地時間31日(日本時間1日4時)に行われる。
マッツ・フメルス
復帰したクラブ:ドルトムント(ドイツ)
現所属クラブ:ドルトムント(ドイツ)
キャリアではこれまで2つのクラブでプレーしてきたフメルス。ユース時代はバイエルンで育成された。
ただトップチームではチャンスを掴めず、2008年の冬にローンでドルトムントへ加入。完全移籍して以降は主力として活躍するようになり、香川真司らと共にブンデスリーガ連覇に貢献した。
2016年にはバイエルンへユース以来となる復帰。3シーズン主力として活躍し、ブンデスリーガ3連覇を成し遂げている。
2019年にドルトムントへ再加入し、今季も変わらずベテランとしてチームを牽引したが最終節にブンデスリーガ制覇を逃している。
ポール・ポグバ
復帰したクラブ:ユヴェントス(イタリア)
現所属クラブ:ユヴェントス(イタリア)
これまでマンチェスター・ユナイテッドとユヴェントスを行き来してきたポグバ。
2009年にユナイテッドへ加入し、2012年にはプレミアデビューも果たしたが、同年フリーでユヴェントスへ放出された。
ただイタリアでは才能が開花し、若くして主力に定着。セリエAで4連覇を果たした後、2016年に当時の歴代最高額となる移籍金でユナイテッドへ復帰した。
今季からは再びフリーでユヴェントスへ加入しているが、負傷もあってまだほとんどプレーできておらず、ワールドカップ出場も逃している。
クリスティアーノ・ロナウド
復帰したクラブ:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
現所属クラブ:アル・ナスル(サウジアラビア)
18歳でマンチェスター・ユナイテッドへ加入したロナウド。ファーガソンの元で数々のタイトルを獲得し、若くしてスーパースターとなった。
その後2009年に当時の歴代最高額となる移籍金でレアル・マドリーへと移籍。ここで前人未到のチャンピオンズリーグ3連覇など、歴史上最高選手と呼ばれるほどの栄華を築いた。
その後ユヴェントスを経て昨季10年以上ぶりにユナイテッドへ電撃復帰。リーグ戦では18ゴールをマークする活躍を見せたが、チームはCL出場権を逃した。
昨夏は移籍先が見つからず、紆余曲折の末、11月にクラブを退団。サウジアラビアへと去っていった。