開運日として有名な「一粒万倍日」。何事を始めるにも縁起が良い日とされているが、ドリームジャンボ宝くじ販売期間の最終日に当たる6月2日は一粒万倍日になっている。さらに6月1日は金運に縁があるとされる「寅の日」だ。終盤に訪れた連日の開運日。売り場に駆け込むか否か悩ましいところだが、いま一度、一粒万倍日と寅の日の意味を調べてみた。
大辞泉（小学館）によると「一粒万倍」とは、一粒の籾が万倍となって稲穂のように実るという意味で、わずかなものが非常に大きく成長することのたとえ。一粒万倍日は何事を始めるにも良い日とされ、特に仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉であるといわれている。これが転じて宝くじを買うには絶好の日として宝くじ売り場などでは、この開運日に合わせた宝くじ購入をアピールしている。
おおい町暦会館（福井県）によると、一粒万倍日おおよそ6日に1回、1カ月に5日、1年間だと約60日ある。6月2日は一粒万倍であることに加え、さらに縁起のいい「大安」が重なる。ちなみに翌3日も一粒万倍日となっている。
一方、寅の日は虎が黄金色の毛を持つことから金運に縁がある日とされ、「金運招来日」ともいわれている。十二支の寅にあたる日で、12日ごとに巡ってくる。また、「虎は千里行って、千里帰る」のことわざから「無事に帰る」との意から、旅立ちの日によいともされている。
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「当たるも八卦、当たらぬも八卦」だが、もし宝くじを買うなら、縁起のいい「一粒万倍日」を選んで運試しするのも良いかもしれない。
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