絶対にしてはいけない『傘の使い方』7選!ダメな持ち方や悪影響、正しい持ち方も解説

傘は注意して使うべきアイテム

傘は、日傘を含めて、凶器になりうるものです。無意識のうちに、周囲の人に迷惑をかけてしまう使用方法をしていることもあるので、傘を使う習慣は定期的に見直しておきましょう。

では、どのような傘の使い方が危険を招きやすいのかをチェック!

絶対にしてはいけない『傘の使い方』7選!

絶対にすべきではない傘の使い方は、以下のものはあります。

1.人に向けて開け放つ

傘は、雨や日差しをしのぐためのアイテムです。そのため、ある程度の大きさがあります。傘を開くと、視界が狭くなりやすくなるため、周囲に人がいないかを確認して開かなければ危険です。

  • ジャンプ傘を勢いよく開け、近くの子どもの目に傘の先が刺さってしまう
  • 前を見ないまま傘を開いて、前方から来た人に迷惑をかける

傘を開くときは、周囲に人がいないかを確認しましょう。

2.周囲の人に配慮せず、水しぶきを振りまく

使用後の傘は、雨で水浸しになっていますよね。大きなショッピングセンターや病院は、濡れた傘を持ち込むこともあるでしょう。

濡れた傘を持ち込む前に、傘に付着している水分をある程度落とすことはマナーです。しかし、たたんだ傘をバサバサと振ってミスしぶきを周囲の人にかけてしまうのはNG!

3.後ろの人に刺さる持ち方をしてしまう

傘を持つとき、以下のような持ち方をしている人は要注意です。

  • 柄の部分を持って傘が後ろの突き出し、地面と平行になる形になっている
  • たたんだ傘の中央部分を持ち、地面と傘が平行になっている

地面と傘が平行になっているということは、とがっている先端部分は地面とは別の方向を向いていることになります。

4.相手を突く、叩くような危険な使い方をする

傘は先端がとがっていたり、柄の部分が釣り針状になっています。そのため、相手を突いたり叩くような行動を取るのは非常に危険です。

  • 傘の先端が深く相手に刺さり、思いがけない重度のけがを負わせる
  • 傘の柄の釣り針状になっている部分を相手の衣類に引っ掛け、引っ張って後ろ向きに転倒させる…首が締まり、打ち所が悪ければ大けがをする
  • 傘のパラソル部分で誰かを殴る…傘には骨があるため、骨が刺さるなどして危険

傘は雨や紫外線をしのぐためのものなので、人を叩くなどの行動を取るのは絶対NGです。

5.乗り物に乗りながら傘をさす

自転車や電動キックボードなどに乗りながら傘をさすのは、非常に危険です。雨のときは路面状態がよくないので滑りやすく、傘をさすことでバランスがとりづらくなってしまいます。

6.傘のベルトを締めずに持ち歩く

傘のベルトを締めずに持ち歩くと、骨の部分が自分の衣類などに引っかかる恐れがあります。衣類が伸びてしまうほか、周囲の人の持ち物に傘がひかかって傘自体や相手の持ち物を破損してしまうこともあるので注意しましょう。

7.強風時に手放す

強風時、ついうっかり傘を手放してしまうと、非常に危険です。

  • 人や車に、手放した傘が直撃してしまう
  • 破損した傘の骨が鋭利な状態になって別々の方向に飛んでいく

強風時は、雨が降っていたとしても傘ではしのげないことが大半です。傘をさすことで損害や周囲に迷惑をかけるかもしれないと思える状況であれば、傘は差さないまま歩くほうがよいでしょう。

傘の正しい持ち方

正しい傘の持ち方は、以下の通りです。

  • 傘のベルトを締めて、傘の先端が下をむくように持つ
  • 人とすれ違うときは、人がいない方の手で傘を持つ

傘の持ち方そのものは、決して難しくありません。マナーを守り、安全に傘を使用しましょう。

まとめ

傘を使用するときは、安全に持ち歩けるよう正しい持ち方を実践しておくことが重要です。傘のNGな使い方も家族で共有し、周囲の人に迷惑をかけないよう注意しましょう。

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