第71回NHK杯長崎県高校野球大会の組み合わせ抽選会が5月31日、長崎市の県営ビッグNスタジアム会議室で行われ、各地区予選を勝ち抜いた16校の対戦相手が決まった。3日から11日までビッグNと諫早市のスポーツパークいさはや第1野球場で熱戦が展開される。
長崎、中、佐世保各地区予選で4強入りした計12校と、敗者復活を勝ち上がった4校が出場。トーナメントで競う。
今季は春の選抜大会で長崎日大と海星が県勢初の甲子園ダブル出場を果たしたが、両校に肉薄するチームも少なくない。各地区予選でも早い段階から接戦が相次いだ。昨秋から今大会までの結果で決まる夏のシード順位も混戦模様で、実力伯仲の好勝負が期待される。
優勝争いの軸になりそうなのは昨秋の県王者で中地区Vの長崎日大。長崎、佐世保地区をそれぞれ制した長崎商、九州文化学園、各地区2位の海星、創成館、大崎などが追う展開か。夏の前哨戦となる今大会で、どのチームが自信をつけていくのか楽しみだ。
