冬に大型観光キャンペーン JR東日本といわて推進協がPR

来年1~3月の大型観光キャンペーンに使用するロゴマーク(県提供)

 JR東日本は来年1~3月、岩手県を重点販売地域と位置づけて、いわて観光キャンペーン推進協議会(会長・達増知事)と大型観光キャンペーンを展開する。温泉や雪、三陸の冬の味覚と絶景を軸に旅行プランを提案し、首都圏などで集中的に宣伝する。新型コロナウイルス禍の収束傾向や米紙ニューヨーク・タイムズ効果を追い風に、国内外からの誘客につなげる。

 「しあわせな♡いわて冬旅キャンペーン」と銘打ち、市町村と連携したイベント開催や旅行商品の開発を進める。キャッチコピーは「きっと知らない冬がある、いわて。」でロゴマークも作成した。

 JR東管内の主要駅で宣伝を強化する方向で、11月までに具体の内容を詰める。JR東と県によると、観光の閑散期となる冬季の誘客に向けて、県が重点販売地域の指定を要望していた。

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