佐賀県は31日、先週（22～28日）の新型コロナウイルス感染状況を発表した。定点医療機関から報告された新規感染者数は120人で、前週（15～21日）から42人増えた。4週連続の増加。1医療機関当たり3.08人で、前週の1.54倍となった。
保健福祉事務所別の1医療機関当たりの内訳は、伊万里4人、鳥栖3.8人、佐賀中部3.08人、杵藤2.67人、唐津2.43人だった。年代別では10代と40代が16人で最も多く、9歳以下、30代、60代、70代がいずれも14人だった。
31日現在の入院患者は31人で、前週の同じ曜日から5人増えた。
県健康福祉政策課は「全国と同様に県内も緩やかな増加傾向にあるが、医療機関が逼ひっ迫ぱくするような状況ではない」としている。（栗林賢）
