【調剤外部委託】コンソーシアム、大阪市内に限定して特区申請を再提出へ/6月下旬に再提案見込む

【2023.06.01配信】ファルメディコ(狭間研至社長)が中心となって立ち上げた「薬局DX推進コンソーシアム」は6月1日に大阪市内で設立総会を開いた。この中で調剤業務の一部外部委託の特区に関して、大阪市内に限定して再申請する方針であることを明かした。今後の予定については6月下旬に国家戦略特区再提案をコンソーシアム名で行うとした。

クオールや日本調剤など役員5人決定

「薬局DX推進コンソーシアム」は調剤業務の一部外部委託の特区に関して、大阪市内に限定して再申請する方針であることを明かした。

理事長に就いた狭間氏は、複数の保健所を回っていると時間ばかりが経ってしまうことなどを挙げ、特区申請の再提出は、大阪市内に限定した事業として行うとした。
狭間氏は今後、地ならしのため大阪市などを訪問する考えを示した。
さらに、実際の特区申請では事業実施の店舗までを特定する必要があるとし、今後、決定する考えも表明。具体的な薬局名は触れなかったが、事務局の方で声掛けする方向のようだ。

また、この日の総会では以下の5人の役員を決定、報告(50音順)。

クオール取締役の梶尾浩幸氏。
日本調剤取締役の小柳利幸氏。
バードファーマシー社長の鳥居泰宏氏。
ファルメディコ社長の狭間研至氏。
24メディカル社長の八木竜馬氏。
このうち狭間氏は理事長に就く。

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