「湯快リゾート」が福井県や三重県の温泉ホテルに屋外グランピング施設 温泉×キャンプでゆったり…7月オープン

屋外グランピング施設が開設される青雲閣(湯快リゾート提供)

 西日本を中心に温泉ホテル30カ所を展開している湯快リゾート(本社京都府)は、創立20年の節目の新たな取り組みとして、福井県あわら市の「青雲閣」や三重県志摩市の「志摩彩朝楽」など4カ所に屋外グランピング施設をオープンさせる。同社が屋外にグランピング施設を開設するのは初めて。いずれも7月3日にオープンする。

 同社の担当者によると、三重県の「鳥羽彩朝楽」に屋内グランピングルームがあり、ファミリー層から人気を集めているという。利用者からの好評の声に応え「よりグランピング体験を楽しめるように」と、青雲閣と志摩彩朝楽、和歌山県の「白浜御苑」、長崎県の「ホテル蘭風」に屋外への開設を決めた。

⇒福井で夏フェス…「くるり」参戦決定!

 各施設の屋外には、ウッドデッキを備えた大型テントを設置し、風呂はホテル館内の天然温泉、食事はレストランでバイキングを利用できる。青雲閣では、グランピングエリア1250平方メートルに、最大4人が宿泊できるテント5基を配置する。1基当たりの延べ床面積は48平方メートル。

 4月20日から予約を開始しており、予約センター=電話0570-550-078、グランピングサイトから受け付けている。担当者は「さまざまな用品を持ってこなくても、気軽にキャンプ気分を味わえるのが特徴。自然の中でゆっくりくつろいでほしい」と話していた。

⇒福井県立恐竜博物館の観覧チケット販売開始

© 株式会社福井新聞社