新たに4235人…原爆死没者名簿の記帳始まる 広島

新たに死亡が確認された被爆者を原爆死没者名簿に書き加える作業が始まりました。

広島市役所では去年の8月6日以降に遺族の申請などから死亡が確認された被爆者の名前が、元職員で被爆者でもある2人の手で丁寧に書き込まれました。

名簿にはこれまでに33万3920人の名前が記されていて、124冊にのぼります。

去年の8月6日から5月31日までに4235人の死亡が確認され新たに記帳されます。

32年連続34回目の記帳 池亀和子さん(81)(亡くなった被爆者は)いろいろな思いがあったと思う。絶対に核使用はなされてはならないとつくづく思います」

記帳は8月5日まで行われ、平和記念式典で原爆慰霊碑に納められます。

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