長崎市の鈴木新市長が来広 「核廃絶に向け連携を」

4月に就任した長崎市の鈴木市長が原爆資料館などを視察し、広島市の松井市長と平和活動にむけて連携していくことを確認し合いました。

長崎市の鈴木史朗市長は4月に就任したばかりで、市長となって初めての広島訪問となりました。

鈴木市長は慰霊碑に花を手向け参拝しました。原爆資料館を訪れるのは2度目だということですが被爆者の遺品をひとつひとつ丁寧に見学、黒い雨の範囲の明を受けるなど被爆の実相にふれました。

長崎市 鈴木史朗市長「被爆者の体験、思いを強く全世界に協力に発信していかなくてはならない、という思いをあらためて強くした」

会談ではいつでも話し合える関係を築きたいとする松井市長に対し「うれしい限り」と答えていて関係性を深めていくことにしています。

広島市 松井一実市長「(8月の平和式典では)我々広島・長崎は(多くの人が)被爆者の心をしっかりとうけとめていただけるような式典にしていきたい」

今後は平和首長会議などふたつの被爆地でさらなる連携強化を図ることにしています。

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