今季もイングランド・プレミアリーグのシーズンが終了し、3つの2部降格チームが決定した。
そこで今回はその降格した3つのクラブ、リーズ、レスター、そしてサウサンプトンから「最も価値ある7名の選手」をご紹介する。争奪戦は避けられない！
ティモシー・カスターニュ
クラブ：レスター・シティ
年齢：27歳
国籍：ベルギー
ポジション：右サイドバック
市場価値：2800万ユーロ（およそ42.07億円）
アタランタから2020年にレスター・シティへと加入し、5年契約を結んだベルギー代表ディフェンダー。WBA戦でデビューしたと思えばゴールまで決めた。ちなみにベルギー人でプレミアリーグ初試合で得点した選手はリュック・ニリス、トーマス・ヴェルマーレン、クリスティアン・ベンテケ、レアンドロ・トロサールと彼だけである。
レスター・シティでは3シーズン目を迎えた今季36試合に出場するなどタフさを見せつけ、評価を高めている。間違いなく降格に従って移籍すると考えられており、アーセナルがかなり狙っているという報道も。そうなれば冨安健洋のライバルになるが…。
ブレンダン・アーロンソン
クラブ：リーズ・ユナイテッド
年齢：22歳
国籍：アメリカ合衆国
ポジション：ウイング、攻撃的MF
市場価値：3000万ユーロ（およそ45.08億円）
昨年のフレンドリーマッチで日本代表とも対戦したアメリカ代表のウインガー。2021年1月にレッドブル・ザルツブルクに加入して大活躍を見せ、オーストリアリーグ2連覇に貢献。そして昨年3300万ユーロでリーズ・ユナイテッドへと加入した。
今季イングランド・プレミアリーグでは36試合に出場して1ゴール3アシストを決めたものの、流石にバルセロナへと去ったラフィーニャほどの影響力は見せられず。彼自身の評価は高まったが、クラブを残留させるまでには至らなかった。
ユーリ・ティーレマンス
クラブ：レスター・シティ
年齢：26歳
国籍：ベルギー
ポジション：セントラルMF
市場価値：3000万ユーロ（およそ45.08億円）
10代でベルギーリーグ屈指のセントラルMFとなったティーレマンスも26歳。レスター・シティでのプレーは高く評価されており毎年のようにビッグクラブ移籍の噂が流れていたが、降格した今季こそそれが実現しそうだ。
しかも今夏契約が満了を迎えるため、ローマやリヴァプール、アーセナル、ニューカッスル・ユナイテッド、マンチェスター・ユナイテッドなどかなり多くのクラブがフリーエージェントでの獲得を狙っているようだ。
ウィルフレッド・エンディディ
クラブ：レスター・シティ
年齢：26歳
国籍：ナイジェリア
ポジション：守備的MF
市場価値：3000万ユーロ（およそ45.08億円）
かつては最もパトリック・ヴィエラに近いと言われていた守備的MF。破壊的なボール奪取能力、そしてそこから持ち上がって攻撃に絡んでいく突進力、パワフルでスピーディで、そしてアグレッシブであった。
今季はかなり守備能力が不調であったものの、その市場価値はまだ高いままになっているようだ。移籍先についてはあまり噂がないが多くのクラブが関心を持ってると言われ、ナポリが狙っているとも伝えられる。
ハーヴィー・バーンズ
クラブ：レスター・シティ
年齢：25歳
国籍：イングランド
ポジション：左ウイング
市場価値：3200万ユーロ（およそ48.08億円）
レスター・シティ生え抜きのイングランド人ウインガー。MKドンズ、バーンズリー、WBAへのローン移籍を経て2019年に復帰し、そこから4シーズンに渡ってレギュラーを務めてきた。今季は苦戦するチームの中で13ゴールと爆発し、その評価を一気に高めた。
彼を狙っているクラブも数多く、特にアラン・サン・マクシマンの去就が不透明なニューカッスル・ユナイテッドが熱心に誘いをかけているとか。他にもトッテナム・ホットスパーやアストン・ヴィラ、ウェストハム・ユナイテッドが関心を持っているそう。
ジェームズ・ウォード＝プラウズ
クラブ：サウサンプトン
年齢：28歳
国籍：イングランド
ポジション：セントラルMF、攻撃的MF
市場価値：3800万ユーロ（およそ57.1億円）
サウサンプトンの生え抜きである世界トップクラスのフリーキッカー。プレミアリーグでも最も素晴らしいセットピースの供給源であり、その右足から放たれるボールは正確無比である。
これまでサウサンプトン一筋でプレーし続けてきたワン・クラブ・マンであるが、ウェストハム・ユナイテッドやトッテナム・ホットスパーが関心を持っているそうだ。
ジェームズ・マディソン
クラブ：レスター・シティ
年齢：26歳
国籍：イングランド
ポジション：攻撃的MF
市場価値：5500万ユーロ（およそ82.64億円）
降格チームの中で最も市場価値の高い選手はジェームズ・マディソンだった。2018年にノリッジ・シティから2000万ポンドで加入し、プレミアリーグで毎年のように印象的なプレーを見せてきた。
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今季も29試合で10ゴールと高い得点率を記録しており、昨年のワールドカップでもイングランド代表の一員として参加。アーセナルやニューカッスル・ユナイテッド、トッテナム・ホットスパーが激しい争奪戦を繰り広げているようだ。
