衣替え涼しげ 2日大雨の恐れ、JR運休

夏服や合服で登校する生徒=富山市芝園町

 衣替えの1日、富山県内は高気圧に覆われたが、上空の気圧の谷や湿った空気の影響を受けて晴れのち曇りで、夜は雨が降った。最高気温は富山市秋ケ島(富山空港)29.8度、南砺市高宮29.7度など全10観測地点で6月中旬~7月下旬並み、8カ所で25度以上の夏日。富山市内では涼しげな夏服や合服で登校する中高生の姿が見られた。

 県内の消防機関によると、富山市の80代男性と砺波市の70歳女性が熱中症とみられる症状で搬送され、富山の男性は中等症、砺波の女性は軽症とみられる。

 JR西日本金沢支社は1日、2日に大雨が予想されるとして、城端線の普通列車28本、氷見線の普通列車23本、高山線の特急7本、普通列車24本を運休すると発表した。北陸新幹線は2日夕方ごろから遅れや運休の発生する可能性があるとして注意を呼び掛けた。中日本高速道路は、2日正午~午後6時、北陸自動車道砺波インターチェンジ(IC)―小杉IC間で通行止めの可能性があるとした。

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