メッツが対フィリーズ3連戦スイープ シャーザーが7回自責1の好投

【フィリーズ2-4メッツ】@シティ・フィールド

2連勝でフィリーズとの3連戦最終戦を迎えたメッツは、先発のマックス・シャーザーが初回に2点を失ったものの2回以降立ち直ると、打線も中盤にマーク・キャナの5号2ランなどで4点を奪い逆転に成功。投手陣がフィリーズ打線に反撃を許さずこのリードを守り切り、4対2で勝利して本拠地での3連戦スイープを決めた。シャーザーは5勝目(2敗)をマークし、4番手のドリュー・スミスが2セーブ目を記録。フィリーズ先発のタイワン・ウォーカーは3敗目(4勝)となった。

同地区のライバル相手にスイープを狙うメッツは、2点ビハインドで迎えた3回裏にジェフ・マクニールのタイムリーで反撃の口火を切ると、4回裏にはマーク・キャナの5号2ランで3対2と逆転に成功。さらに6回裏にはマーク・ビエントスの犠牲フライでリードを広げると、4投手の継投で2回以降フィリーズのスコアボードに0を並べた。

5勝目を挙げたシャーザーは、初回こそ味方のエラーもあり2点を失ったものの、結局7回を投げて被安打5、与四球1、奪三振9、自責1の好投。開幕直後は打ち込まれる試合もあったほか、粘着物質使用の疑いで10試合の出場停止を課されるなど不本意な時間を送っていたが、直近4登板は25回を投げて自責わずか3と本来の姿を取り戻している。頼れる右腕の好投でチームは地区首位ブレーブスから3.5ゲーム差の単独2位に。地区優勝のタイトルを目前で逃した昨年の雪辱へ、メッツの勢いが増しつつある。

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