残雪踏みしめて頂へ 八幡平で山開き

残雪を踏みしめ山頂を目指す登山隊

 八幡平市と秋田県にまたがる八幡平(1613メートル)は1日、山開きした。登山隊が残雪を踏みしめて頂を目指し、美しい景観を楽しんだ。

 県境の山頂レストハウスで神事と山開き式を行い、同市と秋田県鹿角市の山岳関係者ら80人が出席した。

 晴天の下、両市の登山隊はそれぞれのコースに分かれ出発。雪解けが竜の目のように見える「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれる鏡沼などを経由し、山頂ではピッケル交換や万歳三唱で登頂を祝った。

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