「ブレーキかけたが間に合わなかった」警報機と遮断機のある踏切で人身事故 40代の会社員男性が死亡 松山市内のJR予讃線

2日午前6時半ごろ、JR予讃線の踏切で、特急列車と人が接触する事故がありました。

警察などによりますと、事故があったのは愛媛県松山市苞木の警報機と遮断機のある踏切で、上りの特急列車「しおかぜ・いしづち6号」と、近くに住む会社員の男性(40代)が接触しました。

男性は市内の病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

列車の乗客と乗員、合わせて61人にけがはありませんでした。

列車の運転士は「人がいるのに気付いてブレーキを掛けたが、間に合わなかった」と話しているということです。

事故の影響で、特急列車は今治~松山駅間で、普通列車は伊予北条~松山駅間で運転を見合わせていましたが、午前10時ごろ、運転を再開しました。

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