花巻中出身の菅野ブルース(20)が、バスケットボール最高峰の舞台へ大きく前進した。短大から全米大学体育協会(NCAA)1部(D1)のステットソン大に編入が決定。米プロバスケットボールNBAへの登竜門とされる新たなステージに挑む。身長200センチの大型ガードは「活躍しNBAへの道を切り開きたい」と燃えている。
帰省中の花巻市で取材に応じた菅野。八村塁(レーカーズ)がゴンザガ大で活躍し、NBA入りしたように多くの選手がD1を経て、夢のコートに立つ。「獲得への情熱を感じた。D1入りできてほっとしている」と笑顔を見せた。
短大のリーグ戦前から「ショーケース」と呼ばれる大学のスカウト陣が集まる大会で活躍。高さを生かした守備や鋭いドリブルなどリーグ戦のプレーも評価され、10校以上から声を掛けられた。